プライマリとセカンダリ(ケイデンス・ホイッスル、レイトコール、ペイシェント、クイックホイッスル、イミディエイトホイッスル)

プライマリとセカンダリ

  • ダブルホイッスルをできるだけ回避する
  • 決してダブルホイッスルが悪という訳ではないが…
  • コート上で、プライマリ・セカンダリの関係性を把握しながら笛を吹くこと

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プライマリ

クイックホイッスル = ×

  • 分析なし、瞬間的の笛のこと。

イミディエイトホイッスル = ○

  • 分析の必要がない笛のこと。
  • 例えば明らかに相手を叩く、掴む、抱えるという類のファウルは分析の必要がない。

 

ペイシェント・ホイッスル
Patient whistle

  • 「辛抱強い、我慢強い」の意味。
  • コンタクトがあってもすぐに笛にせず、
    その後のプレーをしっかり見届けて
    判定しようとする意識。
  • 「ペイシェントからのレイトコール」
    などといった使い方。

レイト・コール
Late Call

  • コンタクトがあった瞬間に笛をいれずに、
    そのあとのプレーの流れを観て
    RSBQ
    ・リズム
    ・スピード
    ・バランス
    ・クイックネス

    に影響があったことを確認してから
    笛にすること。
  • コンタクトの事実はあったが、
    プレーが続行できると判断し
    そのままプレーさせる場合がある。
    しかしその直後のプレーで
    RSBQに影響を与えていたと
    判断したタイミングで笛を入れる。
  • ディレイドコール (Delayed Call)
    などともいう。

 

セカンダリ

  • 不必要なクイックホイッスル・ダブルホイッスルをなくす

ケイデンス・ホイッスル
Cadence whistle

  • 「歩調を合わせる」という意味で、
    Crew Workのひとつ。
  • プライマリレフェリーがPOCの確認ができずに
    判定できなかったことを確認してから、
    セカンダリとして笛を入れること。
  • コンタクトだけを見てすぐに
    ヘルプコールするのではなく、
    プライマリはどういった判定を
    したのかを確認する。

    • ブラインドになっていたので
      POCを確認できなかったのか?
    • 角度や視野によって
      コンタクトが確認できなかったのか?
    • しっかりと確認したうえで
      笛にしなかったのか?
    • あるいは審判に不慣れなクルーが
      判定できなかったのか?
  • 等、プライマリの状況をしっかりと
    確認してから笛を入れること。

 

ファウルの基準については
こちらで詳しく説明しています。
触れ合いに対するファウル

 

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