ムッキーコーチの指導理念
私自身、指導者として常に心掛けていることをまとめてみました。
してはいけない指導とは
- 足首、膝、腰などに障害を持たせる指導。
- チームの成績を最優先する指導。
- 上手い選手だけにプレー時間を与え、下手な選手は見学や応援だけの指導。
- 身長や体格だけでポジションやプレーを制限する指導。
- 技術や戦術のみを教え、選手の人格を育成しない指導。
ルールブック通りに指導する
- 全てのプレーは、コーチの基準ではなく、ルールブックの基準で指導する。
- トラベリングやファウルを平気でやってしまうチームは試合に勝てない。
- 指導者のレフェリー技術の向上は、バスケットボールを深く理解するためにとても重要である。
全員プレーに参加する
- バスケットボールはチームプレーのスポーツである。
- 全員でプレーすることで勝った時の喜びや負けた時の悔しさを分かち合うことができる。
- オフェンスは基本的にみんなに得点チャンスができるようにしてあげたい。
- アイソレーションや特別なパターンプレー等、特定の選手にボールを集めることは当然あるが、それは作戦の一つとする。
- 運動能力の低い選手等にも役割を作ってあげることで、チームへの貢献度や存在意義を感じさせることができ、エースやポイントゲッターといった選手と互いにリスペクトすることができる。
- 小さな役割は、大きな成果を生むきっかけとなる!
- スクリナー、スクリーンアウト、ヘルプディフェンス etc…何かあるはず!
「ナイスプレー」がブレてはいけない
- バスケットボールの指導法など勉強をしていると、練習内容や指導の仕方が変わることはあっても、自分なりの「ナイスプレー」の基準だけはブレてはいけない。
- 「失敗してもGood Play」や「成功してもBad Play」、「負けてもGood Game」や「勝ってもBad Game」を言葉や態度で明確にする。
- ゲーム観戦や審判をしながらたくさんのナイスプレーを観る機会があるので、常に感性を磨くようにする。
選手のミスはコーチの指導不足
- ミスをすること自体は大したことではなく、その後の修正や立て直しをしようとする姿勢が大事である。
- ミスはチームの新たな課題として受け止めること。
- ミスした時はすぐに口を出さず、ミスの仕方やミスした後の選手の表情や態度をみて接する。
- うまくいっても、ベターではなかったり、まぐれだったり、次はミスをしそうな時は適切なアドバイスをしておく。
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