イージーミスってどんなもの?
フワッとした弱いパス
ディフェンスがいるのにパスを出す
ドリブルを自分の足に当ててしまう
キャッチミス
突き出しによるトラベリング
ダブルドリブル
リング下のイージーシュートミス
などなど…
こうした“ちょっとしたミス”が、
試合全体では大きな差につながる。
イージーミスの積み重ねが試合を動かす
例えば、
1クォーター5回のイージーミスがあると、
1試合では20回のイージーミスになる。
つまり──
20回もシュートを打つチャンスを逃し、
その20回を相手へ渡しているということ。
もしこの20回を
そのままシュートにできたとすると…
20本のシュート → 最大40点
チームのシュート成功率が約30%とすると
40点 × 30% = 約12点
つまり、
12点の得点チャンスを失い、逆に相手チームに12点の得点チャンスを献上していることになり、その点数差は24点のインパクトがあるという計算になる。
– イージーミス10回 –
10本のシュート → 最大20点
20点 × 30% = 約6点
得点+6点 および 失点-6点、
あわせて12点差のインパクト
– イージーミス5回 –
5本のシュート → 最大10点
10点 × 30% = 約3点
得点+3点 および 失点-3点、
あわせて6点差のインパクト
実際の試合でどれだけ変わる?
■イージーミス20回:20対40で負けた試合なら
得点:20 + 12 = 32
失点:40 − 12 = 28
→ 32対28で勝っていた可能性も!?
■イージーミス10回:25対35で負けた試合なら
得点:25 + 6 = 31
失点:35 − 6 = 29
→ 31対29で逆転勝ちかも!
■イージーミス5回:31対33で負けた試合なら
得点:31 + 3 = 34
失点:33 − 3 = 30
→ 34対30で勝っていた計算!!
僅差の試合ほど、たった1つのミスが
“勝敗を決める1点”になることが多い。
結論:イージーミスを減らすことは勝利に直結する
大差の試合でも僅差の試合でも、イージーミスを減らすことは勝利への重要なカギ。
もちろん、試合がすべてこの計算通りにはいかないが、“イージーミス”を減らすことで大敗を減らし、接戦を勝ちに変えるチャンスが確実に増えるのは間違いない!
そして最後に大事なこと
イージーミスはゼロにはできないかもしれない。
でも減らすことはきっとできるはず!
普段の練習からイージーミスをしないように心がけることが大事だ!
それでもイージーミスをしたのなら、すぐに取りもどそう!
シュートを決めて取り返すだけでなく、リバウンドやアシストなど、得点に絡むプレーでもいいから、イージーミスをしたあとはすぐに挽回しよう!
それができればイージーミスはチャラにできる!
一生懸命チャレンジした結果のミスは“イージーミス”ではない!
成功するまで何度もトライしよう!

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