3POメカニクス

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ベーシック

トレイルオフィシャル Trail

  • 基本的にはコート内に位置を取る。
  • 身体を45度の角度に保ち、ディフェンスを視野の中心に入れる。
  • 3or2の判定のためにシューターの爪先を見るため、コーチングラインを意識してレベルを下げる。
  • アングルの工夫
  • 位置が高くなりすぎない
  • バックコートではプレーの斜め後ろから追従
  • クルーを含めた全体(13人)を把握
  • ショットクロック管理

 

リードオフィシャル Lead

  • ボールラインを基点としてポジションを調整する。
  • 体をリングに向けて、45度の角度を確保する。
  • ゴール付近で起こるコンタクトやドライブ、リバウンドなどの判定に積極的に参加する。(アクティブ・リード)
  • ニューリードは4秒でエンドラインへ。
  • オールコートディフェンスでも、とにかくエンドラインへ!
  • ミラー・ザ・ボール
  • セットアップ
  • クローズダウン(ステイ)
  • ローテーション(スキャンザペイント、バックペダル)
  • 45度アングル

  • ハイポスト付近は任せる。

 

センターオフィシャル Center

  • フリースローラインの延長線上を起点(ベーシック)として位置を取る。
  • フリースローサークルの上下端の延長線上までを基準に位置を変える。
  • 3POでは特に積極的に判定を下し、広くプライマリをカバーする。
  • C to C
  • コートの中に入っておく。
  • ヘルプサイド全体の把握。
  • オールコート3セットでは適切な位置取りで様子を見る。
  • EOQ/EOGでは、残り5秒以上もしくは残り4.9秒以下での終了間際のショット成否やタイムアップの対応。

 

※エッジについて

  • スリーポイントラインで、エンドラインから直線に伸びている部分と湾曲している部分の交わる点をエッジと呼び、エッジから下はリードオフィシャルのプライマルとする。
  • コーナーでのショットやその着地までを体を平行にして見届ける。
  • トレイルオフィシャルはリードオフィシャルがエッジ下のプレーを見ていても完全に目を切らない。
  • エッジ下のサイドラインのアウトオブバウンズはトレイルオフィシャルのプライマリとする。

 

 

ローテーション

 

基本的な考え方

  • ボールサイド (ストロングサイド) に審判を2人置くことで、ボール周辺のプレーを手厚く見る。
  • リードがローテーションの主体となってスタートの判断を行う。
  • ローテーション中もレフェリングを継続し、大きなインパクトに対しては笛を入れる。

 

トレイルオフィシャル Trail

  • ボールがセンターオフィシャルサイドに移動し、センターオフィシャルがチェックインしたのを確認して、視野をボールからペイント内に移す。(チェックアウト)
  • リードのローテーションの開始を確認したら、 ニューセンターとしてペイントに視野を当てながら移動する。 (Pick the paint)

 

リードオフィシャル Lead

  • ボールがミッドレーンの中に位置しているときは、ローテーションの予備動作として「クローズダウン」でステイする。
  • ボールがセンターラインを越えて、センターサイドで止まる (ポーズ) したら、ローテーションを開始。
  • ローテーション中は走らずに歩きながら、ペイント内や次にアクティブになるマッチアップに視野を当てる。 (Scan the paint)
  • 逆サイドに到着したら、 体の向きをリングに向けて「フィニッシュ」する。
  • ローテーション中にドライブやショットが起きて、両足がセンターラインを越えていなければ「バックペダル」をして元の位置に戻る。
  • ショットクロックが残り5秒未満となったら、ショットが行われる可能性が高いので、ローテーションは開始しない。

 

センターオフィシャル Center

  • リードオフィシャルのローテーションが「フィニッシュ」するまでポストプレーを見る。
  • ボールがミッドラインを越えてセンターオフィシャルのエリアに入ってきたときには、プライマリとして判定を行う。 (チェックイン)

 

 

トランジションとプレスディフェンスへの対応

 

基本的な考え方

  • トランジション中、プレスディフ。ェンスが起きたらトレイルオフィシャルだけでなく、センターオフィシャルもバックコートに残る
  • 特に2ペア以上のディフェンスプレーヤーがフロントコートにいる場合は、センターオフィシャルはバックコート。

 

トレイルオフィシャル Trail

  • ボール周辺のプレーを確認するため、ボールより先行しないよう後方からプレーを確認する。
  • ボールがウイークサイドに展開された際にもセンターオフィシャルがチェックインするまで、 ボール周辺のプレーを確認する。

 

リードオフィシャル Lead

  • トランジションが起きたらクロックやボールの位置を把握しながら、エンドラインまで4秒を目安に入る。
  • ディフェンスがプレッシャーをかけている場合、状況によってはエンドラインに入らず、フリースローラインの延長線上にポジションを取ることも可能。

 

センターオフィシャル Center

  • ショットやターンオーバーが起きたときにもすぐに走り出さず、コート内に視野を残しプレーヤーの状況を把握する。
  • バックコートでディフェンスがプレッシャーをかけているときは、センターライン付近でバックパスや8秒をプライマリとして判定する。
  • フロントコートにボールが進んだあとも、センターサイドのコフィンコーナーなどで起きるトラップに対してポジションを取る。

 

 

テーブルレポートとファウルレポート後のスイッチ

 

テーブルレポートの原則

  • テーブルレポートは審判が会場から注目を浴びる場面。
  • ファウルを宣したら、動かず声を使って自身の判定を示す。
  • 自信を持ってシャープに動き、スコアラーが確認できる場所まで動く。
  • スコアラーとアイコンタクトが取れたら、声を使いながら、得点の有無、ファウルをしたプレーヤーの番号、再開方法を大きくスコアラーに示す。

 

スイッチの原則

  • テーブルオフィシャルズにファウルを伝えたあとに、レポートをした審判は原則としてオポジットサイドに移動する。
  • テーブルサイドにいる審判は引き続きポジションを変えず交代やタイムアウトなどの対応をし、もう一人の審判はレポートをした審判と位置を交換する。

 

攻守が切り替わるファウルをリードが宣したケース

  • テーブルレポート後、ファウルをコールしたリードオフィシャルはオポジットサイドに移動する。
  • 元々テーブルサイドにいたトレイルオフィシャルはテーブルオフィシャルズとの対応をしながらリードに入る。
  • 残っていたセンターオフィシャルはファウルを宣した審判と位置を変え、トレイルに入る。

 

※スイッチの例外

  • ローテーションに要する時間を削減するため、オポジットサイドのリードオフィシャルで、オフェンスのファウルなどの攻守が切り替わるファウルを宣したとき、コーリングオフィシャルは新たなトレイルオフィシャルになり、スローインのボールをプレーヤーに与える審判になる。

 

テーブルレポートやスイッチの最中でもデットボールオフィシエィティングを継続し、不測に事態に備えましょう。

 

 

フリースローへの対応

 

基本的な考え方

  • 3人がそれぞれ確認すべきプレーを理解する。
  • 特にバイオレーションやファウルのエリア分担を把握し、不測の事態に備えること。

 

トレイルオフィシャル Trail

  • ファウルのテーブルレポートが終了したら、リードオフィシャルとセンターオフィシャルにフリースローの本数を示す。
  • スリーポイントラインの外側のプレーヤーのバイオレーションをレフェリーする。
  • 放たれたボールがリングに当たらなかった場合のバイオレーションのヘルプにも備える。

 

リードオフィシャル Lead

  • ボールを渡すアクティブオフィシャル(スピードアジャスター)として、プレーヤーに早く位置に着くように促す。
  • テーブルレポートした審判とフリースローの数を確認し、プレーヤーに示してからボールを渡す。
  • シューターの手からボールが放たれるまで、自身と反対サイドのリバウンドの位置に並んでいるプレーヤーのバイオレーションをレフェリーしシューターの手からボールが放たれたら、ストロングサイドのリバウンドのプレーをレフェリーする。

 

センターオフィシャル Center

  • フリースローシューターのバイオレーションをレフェリーする。
  • シューターの手からボールが放たれるまで、自身と反対サイドのリバウンドの位置に並んでいるプレーヤーのバイオレーションをレフェリーしシューターの手からボールが放たれたら、ウィークサイドのリバウンドのプレーをレフェリーする。

 

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