2023年度 : E級重点項目

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(メカニクス)

アウトオブバウンズ (バウンダリカバレージ)の協力

本年度は、基本的な「アウトオブバウンズ(バウンダリカバレージ)の協力」を再確認した上で、プライマリの審判が事実とは異なる判定を示したときのコミュニケーションの方法について理解し、取り組んでいきましょう。

 

トレイルオフィシャルのときに判定するライン

→センターラインと自分の左側のライン

 

リードオフィシャルのときに判定するライン

→エンドラインと自分の左側のライン

 

・原則として、自分に責任のないラインでのアウトオブバウンズには判定を示しません。 (お互いに異なる判定を示すことによってジャンプボールシチュエーションになることを避けるため)

ただし、ラインに責任を持っている審判が、どちらのチームにボールを与えてよいか分からずに協力を求めた場合は判定に協力し、正しい判定を相手に伝えましょう。

上記のようにそれぞれの審判が判定を下す境界線(バウンダリライン)を定めていますが、ボールやプレーヤーの位置によって、ボールがアウトオブバウンズに出る前、ラストタッチの確認が難しい場合があります。

どのような場合にも推測で判断を下さず、パートナーとの協力によってラストタッチの確認を行いましょう。

 

シリンダーの理解

本年度は、「シリンダー(バーティリティ)の協力」を再確認した上で、特にショットで起きるコンタクトが、オフェンス、ディフェンスのどちらがイリーガルかを判断することに重点をおいて取り組んでいきましょう。

シリンダーの概念は、コート上にプレーヤーが占めた位置の権利およびそのプレーヤーが真上にジャンプする権利も含まれます。

  1. 自分のシリンダーから外れた空間で
  2. すでに自分のシリンダーを占めている相手チームのプレーヤーと 触れ合いを起こしたとき

    自分のシリンダーから外れているプレーヤーにその触れ合いの責任

 

ディフェンスのプレーヤー

自分のシリンダー内でジャンプしたり手や腕を上げていて触れ合いが起こっても、そのプレーヤーに触れ合いの責任はなく、罰則が科されることはありません。

 

オフェンスのプレーヤー

コート上にいるときでもジャンプをして空中にいるときでも、リーガルガーディングポジションを占めているディフェンスのプレーヤーと、次のような触れ合いを起こしてはいけません。

  • 腕で相手チームのプレーヤーを払いのけたりして、自分に有利な空間をつくること。
  • ショットの動作中やショットをした後に、脚や腕を広げて触れ合いを起こすこと。

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